気になるのが今後の市場の歩銭体系。
実は皆さんの経理の手間が今まで通りですが、市場サイドは多大な経理処理と費用の負担を負うことになってしまいます。
毎回開催されるごとに今までの何10倍もの仕訳が発生し、支払金額もしくは受取金額が50,000円を超えるものについては印紙が必要となります。
なので本来は値上げをしたいところですが、のちに説明する「猶予期間」を使えるのも市場になるため以下のような歩銭体系に変更いたします。
※対比がしやすいように税込みの金額で表記しております。
まず、金銭のやり取りのスピードを重視しなければならない「入場料」「駐車場代」「入会金」については現行通り内税で行います。
消費税の金額がしやすいようにするためその他の手数料的な物は外税公式にします。この外税には「委託入場料」も含まれます。
買い手は実質2%のアップですが、本来当市場の買い歩銭は10%であり開設当初のキャンペーン歩銭8%を今まで継続していたので、これが解除という形と考えていただければ幸いです。売り手に関しては出品手数料と歩銭の両方いただく形になります。課税業者の場合は10%戻るので、%の部分に関しては実質戻りが多くなります。
以下に10,000円の大物取引をした場合の例を示します。
これを見て思った人もいるでしょう。「買い手から消費税もらって、免税業者に渡さないならヤドがぼろ儲けじゃん!」と。
安心してください。その分は全て税務署が持って行ってしまいますのでヤドは全く儲かりません。
すなわち買い手からもらった消費税1,000円は免税業者に渡さない代わりに全て税金として納めるのです。
猶予期間の話はまたややこしい部分がありますが、これを理解している方は次回の投稿でのお話をお読みください。